「品格のある女性はスカート丈が美しい」年を重ねるごとに素敵になる!真に美しい大人女性に品性は欠かせない《読書感想/レビュー》

書籍「品格のある女性はスカート丈が美しい」


2023年今年の目標は「品格を身につける」

2021年の秋ごろから40代に入ったこともあり、なんとなく頭に浮かび始めていました。本屋さんでこの手の書籍を眺めては読みたいなあと思っていました。
2022年私自身が経験した身の丈に合わないことを請求、あるいはアンフェアな要求などによる別れの経験を経て、本当の意味で品格のある大人になりたいと思い、
2023年はそうなれるように過ごしたいと目標にしました。
 
読んでみての気づきと改めて意識すること10
  1. スカート丈=(自分の)身の丈 自分のスカート丈を知っている人はすなわち、自分の身の丈を知っているということ。品格=漂ってくるあるいは感じさせる上品さや厳かな雰囲気である。

  2. 品とは欲のコントロール

  3. 品格のある人は裏が盤石 

  4. 多くを求めない、あるがままの自分に満足できること

  5. ルールがスタイルを作る。
    スタイルのある人は迷うことも振り回されることもない。

  6. 量で考える習慣を手放す。量で埋めると質を保てない。

  7. 品格のある人の気遣いは相手への気遣いと同じくらい自分の気持ちも大切にする

  8. スピーディーで天才やずば抜けた人ばかりがもてはやされて成功しているように見える現代において、コツコツ努力することはダサいことのように感じてしまうかもしれないが、誰かと比べてアップダウン繰り返してやめてしまうよりも、コツコツ何かを一生続けらることが自分にとっての成功への道。

  9. ネガティブケイパビリティとは、グレーな状況、宙ぶらりんに耐える力のこと。
    はっきりしない状況下で成り行きに任せて生きる力。自分で高く掲げた目標や理想の素敵すぎる自分を一旦手放して成り行きに任せて生きてみるも良しとする。

  10. 人生は選択の連続。選ばなかった道の方が輝いて見えることもあるが、できることはたった一つ。選んだ道の方をより輝かせるために、今この時を精一杯生きるしかない。遠くの未来を照らす光が見えないときは足元に光を当てて一歩一歩歩むこと。
 
刺さった名言は
特に「量で考える習慣を手放す。量で埋めると質を保てない。」と「品とは欲のコントロール」と言うのが印象的で大きく納得しました。
私自身が他人の行動言動で下品だなと感じる行動がまさにこれに当てはまっていて、人様を押し退けてでも量を求めたり、食欲・物欲・性欲のコントロールができずに動物のような行動するような場面に遭遇した際は大変不快な思いをします。
 
自分自身も40代にも入ったこともありもういい大人。
そういったことはしないよう、気をつけようと強く思いました。
 
言うは易し行うは難し
年も明け、襟を正すには絶好の時期。
きちんと今の等身大の自分と向き合い、身の丈(スカート丈)を知り、自分の適量に沿ったライフスタイルを送っていこうと思います。まずは欲のコントロールとして今日の食事を腹八分に。
こういった小さなできることからコツコツ続けていけばきっと品格のある大人になれることを願って・・。

「ショーシャンクの空に」中途半端な理想論は一切無く映画ならではのラストのどんでん返し的復讐で報われる《映画感想/レビュー》

視聴後率直に思ったこと・考えたこと5つ
  • どこにいても、自分のいる場所で自分の役割をやることで自分を活かせる
  • 知識や学は使ってナンボ
  • どの業界でもどんな立場でも色んな人がいて、理不尽や不公平すぎる事ばかりだが時として信じられない希望を見出せることもある
  • 人間性は学歴や職業や財産だけでは計りきれない
  • どんなに小さなとことでもずっと続けて年月を重ねることで大きな一歩になる
無罪が証明できず終身刑になり刑務所の中

での希望と絶望の長い日々を送りながら、

厳しすぎる現実をそれでも生き抜き希望を叶えるストーリー。


印象的なシーン

主人公(無実の罪で終身刑になる)が元銀行員ということで刑務所の中でも資産運用やら確定申告の書類作成など仕事の依頼が殺到し、それらをこなしていくことで周囲の信頼や信用を築いて行く過程が印象に残った。見ていて、やっぱり自分がやれることをやることがいわゆる活躍することなんだと改めて思った。


「道は二つ。必死に生きるか必死に死ぬか」

本編の中でのセリフ。

どちらを選ぶも個人の自由だけど、何度も何度も絶望してそれでもなお信じて続けて行くことが大きな一歩に繋がること、こんなにも辛い状況の中それができることを証明したことをこんなにも見せらるいれると、やっぱり必死に生きる道を選びたいと思った。

いつか見たいと思っていてかなり時間が経ってしまっていたが、見られてよかった!

何度も見返したくなるいい作品だと思う。評価が高い理由がわかる。

「砂に埋もれる犬」貧困は誰が招いているのか?躾とは何か?《読書感想/レビュー》

貧困だけの問題なのか?貧困は誰が招いているのか?躾とは何か?ムカムカイライラしながらも、ストーリーに没頭し少年の変化にページを捲る手が止まらない!

久々に面白い本に出会えた

何かで内容をちょっとみて面白そうと思って図書館で予約して、すっかり忘れた頃に予約確保のメールがきた。借りに行ってみると、その厚みに「2週間で読み切れん💦」と驚愕したが、、、読み出したらページをめくる手が止まらない!

久々に面白い本に出会えた嬉しさと本の世界への没頭で読書サイコー!と心躍った数日間。読み切った日は気がついたら午前3時半(寝不足)

ラストの締め方は現実的なところに着地させたと思うけど、、もうひと盛り上がり欲しかった!

 

一番面白いと思ったのは、少年の変化していく様

生まれてからずっと無責任な親のもと暴力により支配されてまともなしつけも教育受けてこないとこうなるものなのだろうか。

保護されてまもない時は3食食べられることが幸せだと思えたはずなのに、すぐに慣れてもっともっともっとになって欲求が過度になっていく。

かつてはコンビニで廃棄の弁当を懇願してもらっていたのに、平気でケーキのクリームのみ食べてスポンジは残すようになったり。

里親の心配や生活態度に対する注意に反抗する。

 

読後に発生した4つの疑問
  1. そもそも貧困だけの問題なのか?
  2. そして貧困は誰が招いているのか?
  3. 躾とは何か?
  4. 親が親なら子も子 の確率はどれくらいなのか?

ムカムカイライラしながらも、この少年の変化が一番面白く興味深かった。